シャープの特徴

■価格

単価が157w(420円)で、価格は7万円程度であり、他のメーカーと比べると、群を抜いて安いです。高いメーカーでは、価格が10万円以上するものもありますので、かなり安いのがわかると思います。しかし、これは、あくまでシャープ製の太陽光発電の「導入時」の価格ということになり、まったく割引がされていない価格なので、実際は多少異なる場合もあります。

ですが、基本的にコストを重視して選ぶという方には、シャープがおすすめです。
しかし、安ければいいのかというと、必ずしもそうではありません。太陽光発電のシステムは、一度導入すると長期間にわたって使用し続けるものであり、性能や効果が納得できないからなどという理由で、簡単にに買い替えられるものでもありません。後悔しないように選ぶためには、初期コストだけでなく、ランニングコストなどのトータルで判断して選ぶことが重要になります。

■費用

シャープの太陽光発電の費用は、1キロワットにつき60万円かかると言われています。例えば、3キロワットのシャープの太陽光発電を導入すると、3キロワット×60万円で180万円が工事費を含んだ費用になります。ここでも、シャープの費用は他のメーカーと比べても群を抜いて安く、高いメーカーでは、1キロワット70万円と10万円も高いものもあります。ですから、費用を見ても、単純にキロワットあたりで考えると、シャープがお得だといえます。

ただし、この数値はあくまで基本となる目安の数値であり、実際導入した場合には、屋根の大きさ、角度などの条件、地域によって、細かく変わってきます。太陽光発電のメーカーを選びには、基本費用にその他の費用を合計して、トータルで考えることが必要となります。

■効率

太陽光発電の効率とは、モジュールの変換効率のを指します。モジュールの変換効率とは、太陽光エネルギーを電気エネルギーに変換する際の変換の割合です。各メーカーの代表的なモジュールの変換効率は、三菱電機が17%で最も高く、京セラ、シャープ、三菱は約13%で並んでいるということになっています。

モジュールの変換効率は、高いほど、小さな面積でもたくさんの電力を作れるということになるので、効率の高さでは、三菱電機が最も高いです。シャープについてはやや低めではありますが、一般的な値です。ただ、ここでもモジュールの変換効率が高ければいいというわけではないので、モジュールの変換効率はもちろん費用や価格をすべて考慮しましょう。